生誕130年記念　奥村土牛展

当館ギャラリーでは、7月19日（金）～8月28日（水）にかけて永井画廊様主催の【生誕130年記念　奥村土牛展　～佐久穂町 奥村土牛記念美術館とともに～】を開催いたします。
8月3日（土）14:00～15:00には開催記念特別イベントとして、奥村画伯の孫で「ぎゃらりいおくむら」代表の奥村浩之氏と、テレビ番組「開運！なんでも鑑定団」の鑑定士としておなじみの永井龍之介氏による特別対談（観覧自由）も行いますので、皆様お誘い合わせの上、ぜひともお越しください。

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永井龍之介氏からのメッセージ
日本画の巨匠奥村土牛（1889-1990）は、若いころから自然界と無心に向き合いながら素描を地道に行い、雅号「土牛」の名の通り、牛の歩みで大器晩成、膨大な素描の積み重ねのうえに、70歳を過ぎてから「鳴門」「醍醐」「吉野」など静謐で品格の高い名作の数々を生み出し、日本画の一時代を画する大輪の花を咲かせました。
戦後長野県八千穂町に疎開されたご縁から1990年当地に記念美術館が開館しました。
このたびは生誕130年を記念して、信州ゆかりの作家として、土牛芸術の核心である素描、代表作「富士」「城」などの版画を中心とした展覧会を開催します。
また本展終了後、銀座永井画廊に巡回、より多くの皆様に土牛芸術の素晴らしさをご覧頂きたく存じます。
本展開催にあたり、ご協力ご尽力を頂きました奥村浩之様、並びに美術館関係各位に御礼を申し上げます。

「富士」素描6号

「百才」書