ギャラリー次回予告

2017.11.15 - 12.25

千住博のパブリックアート展

千住博は、美術館やギャラリーのほかにも、空港、駅、ホテルなどの公共的な空間で、パブリックアートとしての数々の作品を発表しています。パブリックアートとは、不特定多数の人が行き来する空間で、その魅力を高め、空間としての意味を可視的に表現する役割を担っています。
こうした表現のあり方は古くから存在し、日本では、城郭や宮廷、神社仏閣などの建築物に、障壁画という形で多くの画家たちが数々の名作を遺してきました。その中の一つ、京都の大徳寺聚光院は、狩野松栄・永徳の障壁画(国宝)が収められていることで知られていますが、2016年の春には、同院の新書院で、千住博の障壁画「滝」「春夏崖図」「秋冬崖図」が公開されました。
本展は、この由緒ある場所に収められた障壁画にスポットを当て、現代を生きる日本画家・千住博の魅力をビデオと写真パネルを通じてご紹介いたします。

ギャラリーについて

美術館敷地内に併設されたギャラリーでは、ジャンルを超えた様々な企画展を行っております。入場料は無料。休館日や開館時間等は美術館に準じます。